東洋療法研修試験財団が2013年度の鍼灸等研究の助成を受けて実施された調査の結果が出ました。
前回の2012年の調査で、2011年の年間鍼灸受療状況は7.3%でしたが、2013年の年間鍼灸受療状況は5.6%でした。
年代別での状況は
20代 3.8%
30代 4.6%
40代 5.2%
50代 7.4%
60代 7.2%
70代 4.9%
80代 3.4%
となっています。20代~40代の鍼灸受療状況が低いですね。
鍼灸受療状況の低さの原因として、鍼灸治療経験のない方は、はりは痛い・お灸は熱いとイメージされていることが考えられます。
誤解です。
はりは髪の毛位の太さ(0.16mm位)で、縫い針や注射針とは異なり、痛みはほとんどありません。全て使い捨てのはりを使用します。
お灸は熱くありません。ここち良く温かいものです。ゆっくりとここち良い温かさが症状を和らげていきます。
当院の患者さんの年齢は20代~40代の方が半数です。
鍼灸治療の経験がない方も、お辛い症状を一人で抱え込まず、ご相談ください。