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田端で頭痛改善なら調和堂鍼灸治療院へ

田端 頭痛解消

頭痛は日常的に経験する代表的な痛みで、日本人の3~4人に1人が持っていると言われています。

 

痛みの強さ、痛くなる場所、痛みが続く時間などの症状は、人によって異なります。

頭痛は様々な原因によって引き起こされるため、現れる症状も異なり、医学的には一次性頭痛(90%)と二次性頭痛(10%)とに分けられます。

 

一次性頭痛は慢性頭痛ともいわれ、頭痛の原因になる様な病気がないのに起こる頭痛です。

片頭痛(偏頭痛)、緊張型頭痛、群発頭痛 等があります。

 

二次性頭痛とは病気の為に起こる頭痛で、脳内出血や髄膜炎等が原因で起こる頭痛です。

 

今までに経験したことのない頭痛、高熱を伴う頭痛、麻痺、しびれ、けいれん、意識障害を伴う頭痛の症状の方は適応外ですので医療機関を受診して下さい。

 

鍼灸治療で症状の改善が期待できるのは、緊張型頭痛、片頭痛、後頭神経痛等です。

 

 頭痛の診療ガイドライン2021では片頭痛、緊張型頭痛、 薬剤の使用過多による頭痛(頭痛薬の使い過ぎによる頭痛)の治療の選択肢の一つとして記載されていて、頭痛診療のチーム医療の項目では頭痛専門医を中心とした多職種のメンバーに鍼灸師が含まれています¹⁾。

 

日本頭痛学会会員の頭痛専門医のアンケートでは鍼灸治療を勧めるにあたり重要と考えていることとして、衛生面、有効性、安全性を重視し、使い捨ての鍼や手袋を使用している経験豊富な鍼灸院を適切な紹介先と認識されているようです。

 

 世界中の臨床試験を分析して評価しているコクランのレビュー(2016年)では

 

・緊張型頭痛

2349人の参加者に対する臨床試験で緊張型頭痛の頻度が半減。

 

結論 鍼治療が一時的または慢性の緊張型頭痛を頻繁に患う人々にとって、効果的で価値のある選択肢であることを示唆していますが、鍼治療を他の治療オプションと比較するさらなる試験が必要です。全体として、根拠の質は中程度²⁾。

 

・片頭痛

 4985人の対象者に対する臨床試験で片頭痛の頻度が半減。

 

結論 少なくとも6回からなる鍼治療は片頭痛を患う人にとって、貴重な選択肢となりえる事を示唆している。全体として根拠の質は中程度³⁾。

 

また、台湾における片頭痛患者(13年間、約4000人)の追跡期間中のうつ病と不安神経症の発症に対する鍼灸の効果として、鍼灸を受けている片頭痛患者は鍼灸を受けていない患者と比較して、うつ病と不安神経症の両方を発症する可能性が、有意に低かった事を明らかにした研究もあります。

 

薬を飲んでも効果が不十分で、頭痛でお悩みの方は鍼灸治療をご検討頂きたく思います。

主な頭痛の症状~様々な頭痛

主な頭痛の症状です。

実際の臨床では頭痛の種類は混合している事が多く、緊張型頭痛と片頭痛、緊張型頭痛と後頭神経痛の症状が見られることが多いです。

緊張型頭痛

後頭部から首の後ろにかけて締め付けるような痛みがある。
朝より夕方のほうが痛む。
姿勢が悪い(猫背)。
ふわふわとしためまいを伴う時がある。
目が疲れやすい。

 

片頭痛

月に何日か頭痛がする。 毎日ではない。

数時間~3日程で痛みが落ち着く。

頭痛が起こる前に眼がチカチカしたり、気分が悪くなる。

光や音に過敏になる。

頭の片側または両側がズキズキと痛む。

後頭神経痛

後頭部から耳の後ろにかけてチクチクとした痛みがある。

数秒~数分間続く痛みが繰り返される

後頭部を押すと痛む。

目の奥の痛み、疲れ、まぶしさを同時に感じる時がある。

くしゃみや髪をとかした時に後頭部が痛むことがある。

吐き気は伴わない。

群発頭痛 *鍼灸適応外

片方の目の奥に激しい痛みがある。

痛みの為、じっとしていられない。

目が充血、まぶたのはれ、鼻水が見られる。

頭痛の症状は数分から1~2時間程度続く。

痛みが1~2ヶ月続いている。

緊張型頭痛

緊張型頭痛の原因

緊張型頭痛の原因は不明ですが、痛みを感じる機序(しくみ)の異常が考えられています。


・軽度の反復性の緊張型頭痛(3か月未満)

                             姿勢不良等で頭、首、肩の筋肉の緊張がつよくなる


発痛物質が誘発され、発痛物質が慢性的に刺激を加える

痛みを感じやすくなり、弱い刺激でも痛みを感じる


緊張型頭痛

痛みが長期間続く場合は、脳や神経そのものが過敏になり、通常なら気にならない刺激でも強い痛みを感じる様になり、慢性的な緊張型頭痛を発生させる原因と考えられています。

緊張型頭痛解消の鍼灸治療

緊張型頭痛は首や肩のコリを伴う事が多いので、問題のある筋肉の緊張の緩和、血流の改善、リラックス、鎮痛、姿勢改善を目的として行います。耳の上の側頭筋、後頭部の筋肉、ひたいの前頭筋の緊張が緩和されると締め付けられる様な痛みが軽減します。

片頭痛

片頭痛の原因

片頭痛のメカニズムは十分解明されていません。有力な説として三叉神経血管説と血管説があります。

 

現在は三叉神経血管説の方が有力です。

1:三叉神経血管説

ストレスなどで脳の表面にある三叉神経と細い血管に炎症が起こると、血管が拡張して三叉神経を刺激します。血管の拡張が神経を介して脳に伝わるので、拍動に合わせてズキズキと痛むと言う説。

2:血管説

ストレス等、何らかの原因で血液中の血管から神経伝達物質のセロトニンが大量に放出され、脳の血管が収縮します。その後反動で血管が拡張して頭痛を起こすと言う説。

片頭痛解消の鍼灸治療

片頭痛の発作時は血管が拡張することによって起こるので、炎症や充血など、血液量が過剰な際に、その部位から少し離れた場所に鍼灸で刺激を与え、患部の血流を調整する健部誘導法で、鎮痛を図ります。 発作が起きていないときは、頚肩部の筋緊張を緩和させることが片頭痛の予防策として有効です。

片頭痛のセルフケア

1:カフェインをとる

紅茶やコーヒーに含まれるカフェインには血管を収縮させる働きがあるので、血管の拡張を抑えます。

2:痛む場所を冷やす

片頭痛の発作時は耳の上1cmくらいの所にある動脈を冷やす事で軽減されることがあります。

3:光の刺激、音を避けて横になって休む

まぶしい光や、騒音にさらされると頭痛はひどくなります。静かな暗い部屋で安静にしましょう。

4: 規則正しい生活をする

毎日同じ時刻に起床するようにしましょう。

後頭神経痛

後頭神経痛の特徴

後頭部を支配する神経は大後頭神経、小後頭神経、第3後頭神経、大耳介神経があり、全て首から出ています。

 

大後頭神経は後頭部の骨の出っ張りの外側2.5cmを走行していて、後頭部に痛みがでます。

 

小後頭神経は、後頭部の骨の出っ張りの外側5cmから耳の後ろへ走行しており、耳の横か上に痛みがでます。

 

第3後頭神経は後頭部から首すじを走行していて後頭部と首の境目付近に痛みがでます。

 

大耳介神経は、耳の下の付近を支配していて、耳の下に痛みがでます。

 

後頭神経の痛みに加えて、目の奥やひたいの痛みもあると、大後頭神経三叉神経症候群と言います。

後頭神経痛解消の鍼灸治療

後頭神経痛の鍼灸治療は問題のある神経の出口や流れに沿って治療を行い、肩から頭部にかけて筋肉の緊張を緩和することで、症状の改善を図ります。

 

田端で頭痛改善なら 

調和堂鍼灸治療院まで

お越しください。


参考文献

1)頭痛の診療ガイドライン作成委員会編:頭痛の診療ガイドライン2021(日本神経学会・日本頭痛学会・日本神経治療学会監修).医学書院.東京.2021

2)Linde K,et.al :緊張型頭痛の予防に対する鍼治療.Cochrane Database of Systematic Reviews 2016, Issue 4. Art. No.: CD007587. DOI: 10.1002/14651858.CD007587.pub2.

3)Linde K,et.al :反復性片頭痛予防のための鍼治療.Cochrane Database of Systematic Reviews 2016, Issue 6. Art. No.: CD001218. DOI: 10.1002/14651858.CD001218.pub3.

 

 

頭痛の関連ページ

・うつ病と不安神経症の発症に対する鍼灸の効果について

 

・片頭痛患者の脳卒中の予防と鍼治療

 

・鍼治療と片頭痛予防薬の効果と副作用を比較した臨床試験

 

 ・頭痛専門医の鍼灸治療に対する考え方

 

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